笑い=大阪

大阪の象徴とも言うべき川、道頓堀川

大阪と言いますと、やっぱりこう、ちょっぴりいなせな人間たちが賑やかな道頓堀川なんかが有名でございますね。松竹座、カニ道楽、そしてグリコの看板……。道頓堀は、大阪ミナミを代表する繁華街と言えますね。実はこの道頓堀のネーミングは、川を開削した人の名前からとられたということです。
私が初めてこの川の名前を知ったのは、芥川賞作家の宮本輝さんの同名小説を読んだときでした。この小説『道頓堀川』は、太宰治賞を受賞した『泥の河』、そして芥川賞を受賞した『蛍川』と並びまして、筆者の川三部作として、長く語り継がれておりますね。私も大好きでございます。学生時代にはよく読みました。
そう言えば、三作とも映画化されております。映画『道頓堀川』は、深作欣二監督作品でありまして、松坂慶子、真田広之が演じておられましたっけ。道頓堀川を舞台にしたこの作品は、美術学校に通う勤労学生と、小料理屋のママとの愛が描かれております。私は小説でもそうだったんですが、この作品を知って、年上の女性というものに憧れたものでした。

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